食事中に思ったこと

2004年12月20日
頭の中で母が死んでいきました。
「逝かないでくれ!母さん!!!」(ごっつ叫んでます)
とうとう息もきれぎれとなり、死期が近づいてきました。
「母さん・・・・・」

と、死んじゃったんですけど(笑)
このとき思った疑問。
【何故「逝かないでくれ」と引き留めるのか】
今引き留めたとします、そして1年寿命が延びました。
だからってどうなる?
結局1年後にその時はくるのです。
悲しみは結局来るのだから、ただそれの時期の問題。
今か、未来かなだけ。
そしてもう一つ。
【それって「拘束」してることにならんか?】
何故引き留めるのか。それは「我欲」のためではないのでしょうか。
自分が悲しまないために。
「死ぬ側」にしてみれば、「死」というものは悲しくないはずです。
確かに「生への未練」はあるのでしょうが、でも「悲しい」とは思わないはず。
「死ぬ」ってことは「眠る」ことと同じだと思います。
脳の活動が停止するわけですから、当然思考回路は働きません。だから何も感じない、考えない。朝起きて「あ、寝てたんや」と気づくのと同じように、「眠るとき」すなわち「死ぬとき」は自分が死ぬなんてこと分からないんですね、多分。
だから、悲しむのは「死ぬ側」ではなく「残された側」。
その「残された側」が悲しまないために、呼び止める。
だから「拘束」していることになるんじゃないのかな。

 
なんて虚しいこと考える少年なんだろうか。
自分の親まで殺しちゃったよ(笑)
でも実際自分が「人の死を送る立場」になったとしたら、必ず呼び止めることでしょう。
だって人間だもん、それが人間。

『頭の中で分かっているのは当然のこと、大切なのは実行できるかどうか』
そういうことです。

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