6月17日の日記

行って来ました…M先生のところへ…
放課後、音研へ。
出来るだけ早く終わらせて、クラブに行きたい！
そう思い旅へと出かけました…
しかし旅の途中、足が震えてくるんですね。
まったく…恐いというより、なにをやらされるか、の方が不安でした。

そして旅路のクライマックス、ラスボスM先生のところにたどりつきました。
「M先生がいなければ…」そう思い鉄のドアをこじ開けました。
すると………そこには魔王の姿があったのです！！
もぅ後戻りはできない！　必死の覚悟で向いうちました。
何から話始めたらいいのやら…しばし沈黙。
『お前はこの前なにしたんや？』『F先生に対して何をいったんや？』というような、僕のはらわたをえぐるかのごとくパンチが次々と襲い掛かってきました。
僕はガードし続け、しばらく沈黙が続きました。
しかしM先生はしびれを切らせ、『バァ〜〜〜〜ンッ！！！！』っと机を叩き、『お前は喋られへんのかっ！！』っといい、僕の頭を押しました。
僕はかわすこともできず、ただその攻撃に耐えることしかできませんでした。
『ヤバイ…何か反撃しなくては…』そう思いつつひたすら相手のスキを探していた、そのときっ！！　救世主たちが現れました。
そぅ『おばちゃんコーラスグループ』です。←多分ね…
そして、『ちょっと外で待っとけ』っと言われ、一時的に開放されました…

地獄の難関から開放された……しかしそれはより一層、僕に精神的なダメージを与え続けることになったのです。ただすることもなく、じっと待たされるのです。僕の頭の中には『クラブに行きたい！』それしかありませんでした。その気持ちを抑えて待ち続けるのです。
いくつもの歳月がたったのでしょうか……炎天下の下、僕は、世界がゆらゆら揺れる中、一人ぽつんと立っていました。
『もぅダメだ！』そう思ったとき、突如岩陰から一つの影が見えたのです。
そぅ、魔王の影が…
『入って来いっ！』　僕はまた奈落の底へと引きずりこまれたのでした。
『さぁ、続けろ』　そういわれても…『えっ…その…あの…』…………『はっきり喋れっ！！』『はいっ！……』

そして僕は恐る恐る口を開いたのでした。
あー言えばこう言われる、こー言えばそー言われる。
何を言っても言い返されました。
しつこい、ねちっこい。
体育科のT先生を相手にしているかのようでした…
結局話しは進んで、結局『お前は信用を失ったんや』という結論に達しました。
確かにそうですね。
先生の信用を失いました。しかしこれはいいのです。僕も先生を信用しなくなりましたから。（“いい”と一言で括っていいのかは別として）
ここで問題になるのは“生徒（クラスメート）”からの信用。
僕の行動を見ていて不愉快になった方も大勢いたかと思います。
『一度失った信用を取り戻すのは、その何倍もの努力が必要である』　よく聞く言葉ですね。　でもその通り。

『信用を取り戻す』のが僕の使命になりました。
そのためには何をするのか？　『具体的に言え』と言われました。
具体的に……？
僕がひねくれて、くさったのはそれなりの理由があったハズです。
それはここで言うと気分を害する人がいるかもしれないので、あえていいませんが、テナーのパートに関わることです。（僕を含めて）
もぅ残る道は一つしかありませんでした。
一年のときにアルトがしていたような行動をとるしかないのです。
昼休みにこだわらなくてもいい。
授業前だって授業後だって。少しずつでいいからパート練習を毎日続ければいいのだそうです。

パート練習をするのにはパート内での協力が必要です。
確かにF先生の授業は面白くありません。
しかし、三年になったとき、M先生の授業で遅れをとらないためにもサボってはいけないのです。
僕みたいなやつが偉そうなことを言う権利がないのはわかっています。しかし言わせてください。
少しの時間でいいので、パート内だけでの練習時間を下さい。
ちっぽけな人間の僕が書いたこの一言日記。
見てくださっている方々だけでもいいです。
この日記を見てくださっている2−Cのみなさん。
どうか協力してください！！

T君、M君、僕は君たちを裏切るような行動をしてしまったと思う。
ずうずうしいと思うけど許してください。そして、みんなに少しずつでもいいから「一緒に練習をしよう」と声をかけてほしい。

面白くないとカンジ、つい声のトーンが下がってしまっているテナーの方々。
歌を歌うのは楽しいことだと思う。だから一緒に歌ってほしい。宜しく頼む！

題名の「論理の根本」
M先生に言われた。『お前は論理、理論の根本が間違ってる！』と。
『人のことを言う前に、自分を正してから言え』だそうな。
もぅ一度考えてみよう。