出発前夜

明日、行きます。

なんか、あっという間です。
一日一日、毎度毎度の練習を大切に過ごしているからこそ、荒野を吹き抜ける風のごとく、時間が流れてゆきます。
7月頭、年度初めの試合。
思うように調子がでなかった。
府大会まであと少し、頑張ろう。
そう思い臨んだ数週間の練習。
7月末、府大会。
すべてをかけて臨んだ大会。
タイムは‥‥理想までは届かなかった。
その代わり、もう一度チャンスが与えられた。
短い間やった。
あっという間に次の試合。
8月頭、近畿。
明日、もう一日調整をして、向こうでの感触を掴んで、臨みます。
府大会のときに学んだことを短い間やったけど、徹底的に集中して自分のものにしようとして、できたかどうかは分かんないけど、でも、自信はあります。
ベスト、出してきます。
「ただ泳ぐつもりだけでおるか？」
先日、先生に言われた言葉です。
もちろん、「決勝」という言葉は頭にあります。
正直、出場者の面々を見た限りでは、可能性は薄いと思われます。
補欠あたりかもしれません。
でも、先生のその言葉を裏切らないためにも、頑張ります。
高速プールと呼ばれるアクアアリーナでベストを出して、近畿勢に食い込んでいきたいです。
もう今更自分を変えることはできません。
やから今の自分を最大限まで出して、戦ってきます。
自分自身と。
実質で言えば、生まれて最高にして最大規模の大会です。
「武者ぶるい」と呼ぶのでしょうか。
考えるだけでゾクゾクしてきます。
全身で、この栄誉を味わっています。
中一日置いて、本番。
集中するけど、楽しんできます。
では。
　

幸せや
なんて幸せなんや