二者択一

久しく自転車というものに乗り、電車一駅半程度の距離を往復してきた。
上り下りの多い地域なのでたった一駅いくだけで15分程度かかる。
急激な坂を下るときに思わずブレーキを握ってしまった。
幼き頃のように恐れることもなく髪を靡かせながら風に身を任せることもできなくなったようだ。
積ん読状態だった本を徐々に消化し、棚の上が寂しくなってきたので新たな本を探し求めてきた。
読みたい本は多々あるが、今回は先に目についた本を購入。
『遺書／verb』 『BRAIN VALLEY ??／瀬名秀明』の三冊。
前者はその内容がノンフィクションということもあり、読むに値する価値があると考えたから。
後者は以前読んだ瀬名氏著の『パラサイト・イヴ』が大当たりで、長期間にわたって読むことが出来る長編小説であるから。
専門用語が羅列していて意味を理解しながら読破するのはかなり困難であるとの評判だと購入後にレビューで知った。
暇を見つけつつ読んでゆきたい。

鞄の中には『秘密／宮部みゆき』