一生に一度の

2005年10月27日
久しぶりに友達と会いました。
ぼくがなんのためらいもなく「友人」と呼べるのはスイミングの人たちだけであり、それは紛れもなく「友人」であり「チームメイト」でした。
彼女は途中から入ってきたので付き合いはさほど長くないのですが、罵り合ったり、笑いあったりでさまざまな付き合いをしてました。
歳がひとつ上で近いということもあり、彼女自身「女の子」というよりは「男の子」という感じで、だからこそぼくも「チームメイト」故に「男子」として扱っていました。
二年ぶりぐらいで最初に目が合ったときにはお互い気づかなかったのですが、帰り際にようやく「あぁ、」と話しかけられました。
といって相手はぼくの名前を呼んでくれたのですが、ぼくはというと第一声が「えっと‥‥名前がでてこーへん笑」でした。
「○○やって」と姓を名乗ってきたのですが、ずっと下の名前で呼んでいたのでそれでもイマイチぴんと来ず、さらに五秒の空白の後、ようやく「あ、△△か」とでてきたわけです。
即行「早よ思い出せよ!」と殴られましたが、相変わらずというところです。
「可愛い」と言われるより「カッコいい」と言われる方が良いという変わり者で、「そんなことやから彼氏できへんねんってー」となると「そんなんいらねーよ」と開き直られました。
クリニックの帰りでその後練習に行く予定だったのですが、気づけば1時間近く座って話していて、結局サボることになっちゃいました。
他愛のない話でしたが気持ちよく笑ってる自分がいました。
彼女は水泳を辞めて今はバレーボールをやっているらしく、ぼくが高校に上がったとしても、もう会うことはないでしょう。
今日出会ったのもホントにたまたまで、そんな些細な出会いが運命に感じられ、やはり良き友であるな、と感じさせられました。
出会いは突然であり、別れはなんともあっさりなもの。
相手方の母親らしき人から「邪魔して悪いけど〜」という内容のメールが来て、じゃそろそろ帰ろかな、となりました。
「んじゃ帰るわ」「おう」「じゃーな、風邪治せよー」「うん。お前もバレー頑張ってレギュラーなれよ」「じゃ」
特に何をするわけでもなく、明日また会うのが当然であるかのように彼女は去っていきました。
次に会うのはいつになるか分かりませんが、そのときには「女の子」になっていると約束してくれました。

ちょっと元気がでてきた

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