買い物

久しく服を買いに行きました

近所の某洋服店。
「――いらっしゃいませ」
ジャケットを探していたので一通り観て、そのあとインナーを見て回ってました。
昔から働いている若い店員さんが服をたたみながら徘徊していました。
「どもっ、いらっしゃいませ。この前もこちらに来てはりましたよね」
いきなりのことだったので驚き返事に困っていると
「この前の奴どうッスか？良い感じッスか？」
ん？何かがおかしい‥‥
「え、まぁハイ。」
「良かったッスか。で、今日はどういった感じで？」
「いや、特には決めてないんですけど‥‥」
「そうッスか。ま、ごゆっりどーぞー」
え、なんスか兄ちゃん。
オレこの店来たの一年ぶりだよ

ま、それはさておき、昼間はたまたま母もついでの用事があり一緒に見に来てたのですが、ジャケットは決まらずシャツだけ買うことになりました。
コーデュロイのシャツでベージュ系かな。
なかなかキッチリ感があって良さげ。
んでもってジャケットは決まらなかったので、夜にもう一度観に行きました。
そこでまたまた例の店員さんの登場ー！
バリバリの笑顔でいろいろ選んでくれました。
第一候補がベージュ系（上のシャツ奴より薄目）の2ボタンのスラブジャケットだったのですが、店員さんに
「絶対こっちの方が合わせやすいしイイッスよー」
とか言われて同じ型のブラウン系の方を勧められました。
確かに後者の方が落ち着いた感じで冬っぽくて良いと思い、悩みました。
「栗色っていうか、こういう色の方が合わせやすいんッスよ。ぼくもこういうの着てるんですけどー」
とか言いながら管理室の方に入っていって、自分のジャケットを持ってきてくれ見せてくれました。
明るい色の革のジャケットで、22歳らしいのですが、大人の風格が漂っていました。
さすが服屋の店員だけあってセンス良かったです。
そんでサイズと見合わせながら結局ブラウン系の2ボタンのジャケットに決めました。
家帰って他のジーンズとも合わせてみたのですが、お兄さんの言ってた通りでいろいろな服に合わせれるみたいです。
これで冬は暖かく過ごせるかなー。

「今日はありがとうございましたー」
「いえいえ、また来て下さいね。ありがとうございましたー」
てお兄さんと仲良くなっちゃったよー