“完全燃焼”なんてオレにはまだ早すぎる
画像は近畿大会の記念キャップ。
「完全燃焼」を目標に掲げた一年でした。
 

一年はあまりにも早く過ぎ去ってしまいました。
数々の苦い思い出と一握りの栄誉。
人はそうやって成長してゆくのだと実感した一年でした。

昨年の夏から朝練を毎日続け、冬の間も走りトレーニングを続けました。
そして春になり、寒さに耐えながら泳ぎ続けました。
怪我に負けることなく、夏を迎えました。
そして勝ち取った栄誉が近畿大会への道でした。
所詮近畿、されど近畿です。
ただ「近畿大会へ行ったこと」が自慢ではなく、「学校だけで近畿大会へ行ったこと」それを誇りに思いました。
自分は努力を重ね、ただ夢を叶えるためだけにひたすらそれを胸に励み続けた。
それが中学校生活であり、それを誇りに思っていました。
ところがです。
この冬になり、新たな場所での水泳活動を開始しました。
そこで気付き、学んだことは数多くあります。
そして大きな衝撃をうけ、自らを恥ずかしく思いました。
ひとつ。
自分はなんて愚かだったんだ。
何が「努力」だ。何が「頑張った」だ。
どこが頑張った。どこが努力した。
世の中にはもっともっと上がいる。
その上の奴らに負けて、そいつらは全国大会へ行った。
自分より下の奴らと比べてどうする。
勝負しないといけないのは、自分より上にいる奴らだろ。
まさに井の中の蛙でした。
ふたつ。
完全燃焼?
何きれい事言ってんだ。
格好つけるのもいい加減にしろ。
結果はでてない、その過程さえもろくなものじゃない。
そんな奴が「完全燃焼」なんて言葉を吐いていいはずがない。
自分に甘すぎた。

 
所詮中学生です。
「限界」なんて言葉を吐けば笑われてしまう。

自分に厳しく年を終える。

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