中央大会 三日目
2006年6月25日この日をもって多くの三年生は引退をする
100BR。
予選の最終種目だったので朝のアップは気楽に。
奥底からわき上がる興奮を抑えながら、レースに備える。
久しぶりに集中したわ。
後がないっていう、去年の府大会ぐらい。
でも力みすぎてスタート失敗しちゃった。
浮き上がりはビデオで確認したら隣と体半分開けられてるし。
アララって感じ。
34秒36、38秒84の1分13秒20。
一年ぶりの長水路でのベスト。
嬉しいねんけど、納得できへん。
まだいける筈や。
スタートのことも踏まえて、次の高校対抗では12秒台前半目指す。
課題はスプリント。
この大会ってホンマに大きい。
各種目の決勝では全国大会でも指折りな人らがおるし。
中学記録や高校記録を持ってる人もいるし。
8番以内で近畿っていうのに、6番までIH標準切ってたり。
私立の強豪高校は通るだけで威圧感があるし。
唯一上へと繋がる大会だけあって、みんな気合いの入り方が違うねん。
特に三年。
最後の大会。
これを機に水泳から離れる人も少なくない。
この一瞬に水泳人生のすべてが詰まってると考えれば、その大きさは限りなくでかい。
スイミングの先輩の姿見取ったら泣きそうなった。
どうしても決勝残って欲しい。
頑張って近畿いって欲しい。
あんだけ練習してるんやから。
最後やねんから。
それでも数字でしか返事は返ってこおへん。
すげーシビアな世界。
100分の2秒。
0.02秒で近畿大会逃した人もいる。
その数字には一体どんな違いがあるというねん。
最後のタッチの振りをもう気持ちひとつだけ速くしてたら。
キックをもう数回強く蹴っていれば。
気持ちだけ早くスタートしていれば。
限りない可能性がある。
自分のことじゃないけど、悔しくてたまらん。
それやのに、それやのにいつものように笑ってる先輩の姿みとったら、泣けてまう。
オレが決めることじゃないけど、行かせてあげたかった。
もうひとつ上の舞台まで行って欲しかった。
お疲れさまでした。
オレはスイマーや
100BR。
予選の最終種目だったので朝のアップは気楽に。
奥底からわき上がる興奮を抑えながら、レースに備える。
久しぶりに集中したわ。
後がないっていう、去年の府大会ぐらい。
でも力みすぎてスタート失敗しちゃった。
浮き上がりはビデオで確認したら隣と体半分開けられてるし。
アララって感じ。
34秒36、38秒84の1分13秒20。
一年ぶりの長水路でのベスト。
嬉しいねんけど、納得できへん。
まだいける筈や。
スタートのことも踏まえて、次の高校対抗では12秒台前半目指す。
課題はスプリント。
この大会ってホンマに大きい。
各種目の決勝では全国大会でも指折りな人らがおるし。
中学記録や高校記録を持ってる人もいるし。
8番以内で近畿っていうのに、6番までIH標準切ってたり。
私立の強豪高校は通るだけで威圧感があるし。
唯一上へと繋がる大会だけあって、みんな気合いの入り方が違うねん。
特に三年。
最後の大会。
これを機に水泳から離れる人も少なくない。
この一瞬に水泳人生のすべてが詰まってると考えれば、その大きさは限りなくでかい。
スイミングの先輩の姿見取ったら泣きそうなった。
どうしても決勝残って欲しい。
頑張って近畿いって欲しい。
あんだけ練習してるんやから。
最後やねんから。
それでも数字でしか返事は返ってこおへん。
すげーシビアな世界。
100分の2秒。
0.02秒で近畿大会逃した人もいる。
その数字には一体どんな違いがあるというねん。
最後のタッチの振りをもう気持ちひとつだけ速くしてたら。
キックをもう数回強く蹴っていれば。
気持ちだけ早くスタートしていれば。
限りない可能性がある。
自分のことじゃないけど、悔しくてたまらん。
それやのに、それやのにいつものように笑ってる先輩の姿みとったら、泣けてまう。
オレが決めることじゃないけど、行かせてあげたかった。
もうひとつ上の舞台まで行って欲しかった。
お疲れさまでした。
オレはスイマーや
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